

![フラワーショップ[花国]の山田剛司さん](img/umeiten/06/meiten06_title.jpg)
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------祐天寺にはどれくらいお住まいですか?
あの…実は…。
…私は祐天寺には住んでいないんです。
生まれた時からウチは花屋で、
横浜の方に私の祖父、祖母の店があります。
東京に出て商売がしたい、という父親の思いがあったんじゃないかと思いますが、祐天寺で商売を始めたのは本当にたまたまなんです。
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30年以上前に私の父親が祐天寺の駅構内で花屋の商売を始めて、
駅構内から交番の横などを経て、
東急ストアの中に店を持つようになりました。
私はまだ中学2年生くらいだったんですが、
駅構内で販売している時から忙しい時には父親を
手伝いに来ていました。
なので、祐天寺には住んでいないのですが、
その時からずっとこの近辺には関わりがあります。
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30年以上前から店の手伝いはしていましたが、
私が本格的に花屋を始めたのは13、4年前になります。
こっち(※祐天寺駅西口側)のお店自体は、去年の12月にオープンしました。
-------それまでは別のお仕事をされていたということでしょうか?
コンピューター関係に勤めていたんですが、
父親の跡を継ぐような形で始めました。
子供のころからある程度経験していたので、多少なりとも花を売ることだけはできました。
最初は本当に“売るだけ”だったんですけど。
-------前職が生かされているところはありますか?
昔ながらの花屋はどんぶり勘定が多くて、
父親の代もデータを取ったりなんてしていなかったんですが伝票やメモなど手書きで処理していた書類を全部パソコンで集計して、
ある程度まとめたりはしているので、
そこにはサラリーマン時代の経験が生きているかもしれませんね。
アバウトな感じで商売をしたくないな、
というのはありますね。
![フラワーショップ[花国]の山田剛司さん](img/umeiten/06/04.jpg)
-------30年以上祐天寺に通っている中で、印象的な出来事はありますか?
やっぱり、中学2年生の時から祐天寺にずっと
通っている分、当時の私を知っている方がいるということですね。
「あなた、この辺をちょろちょろしてたわよね」
とか、
「中学生の頃に比べたらだいぶ年取ったわねぇ」
なんて。
逆に、小学生だった子供たちが今はもう高校生や社会人になっている子もたくさんいますからね。
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高校生になると、こちらから「おはよう!」なんて声を掛けても
照れくさそうに「ニヤッ」と笑うだけなんですけどそれでもかわいいですよね。
そういう子たちをずっと見てきているのが思い出かな~。
東急の方のお店は、前の道がちょうど通学路になっていて
子どもたちが通う姿はよく見ているので
どこの子かというのが大体わかりますし、そういう町は良い町だと思います。
あとは、ご年配の方にも
「あなたがいるからこの店に来るんだよ」なんて言われると嬉しいですよね。
-------では、そんな祐天寺とはどんな町ですか?
もう間違いなく皆さん優しいです。
今年の母の日はすごく忙しくて、終電間際まで店を開けていたりして
体重が4、5キロ落ちてしまい、自分でもちょっと無理してたかな、と思っていました。
そんな時に常連のお客さんに
「どうしたの?そんなに痩せて大丈夫?」なんて
すごく心配して頂いたりとか、
ただ単にお花を買いに来ているだけじゃなくて、
ちゃんと見てくれているんだなと感じました。
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体重が戻った時には、「おお~!戻ったじゃない!」なんて言われると本当に嬉しいです。
もうこの祐天寺に住んでいるかのように接してくれますし、
気にかけてくれる人の多い、あったかい町です。
-------お客さんに対して心がけていることはありますか?
やっぱり、“少しでも良いものを”ということですね。
お寺がある分、菊の花がよく出ますが、
お墓にお供えして余った分をご自宅の仏壇に
お供えされる方もいて、
「この暑い中でも長持ちしたよ」
なんて言って頂けると嬉しいですからね。
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また、お客さんには教科書通りの事だけではなく、
私自身が育ててみた感想もお伝えするようにしています。
全国的な育て方とは違った、東京での育て方というのもありますので。
例えば、ブーゲンビリアでも冬場は室内で冬越しさせて下さい、というのが一般的ですが
お客さんの中には地植えにして大きく育てている方もいますからね。
そういった情報はどんどんお客さんに教えるようにしています。
暖冬で雪もあまり降らない東京っていう場所は、
植物を育てるのには適しているのかな、なんて思います。
だけど、気をつけるのは秋口になると
「庭の木が枯れちゃった」なんて相談に来るお客さんもいて、
それだけ夏が暑いということなんでしょうね。
逆に、いつも冬場で枯れてダメになっちゃっていたのが
春先になってまた増えてきた、なんてこともあります。
そうやって得た情報はお客さんに還元するようにして、
蘊蓄かもしれないですけど、それがウチの売りとしてお客さんに接しています。
-------花にまつわる良い話はありますか?
若い男性の方が恥ずかしそうに
「女性に鉢植えを贈りたいんですが、
何か良いのはありますか?」
と相談に来ることがありますが、そういう時には、
アイビーのお話をしたりしますね。
アイビーの花言葉は「永遠の愛」なんです。
教会とかでも壁に沿って生えてたりするんですが、
アイビーって、ツルが出てきて土や壁に触れたりすると
そこからまた根が出てきてどんどんどんどん伸びて
いって、離れることがないんです。
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だから「永遠の愛」なんて花言葉なんですね。
…という話をすると、「じゃ、これください!」っていう方は多いですよ。
教会にも植えてあって、離れることがないっていうのは
きれいな話ですよね。
-------
最後に、祐天寺をイメージしたフラワーアレンジメントをするとしたら、
どんなお花を使いますか?
祐天寺のイメージですか~。
やっぱりお寺のイメージがあるので、赤で派手にっていうのではなく、
優しくて柔らかい色合いで、それでいて仏花のイメージではないようなお花を使うんじゃないでしょうか。
あとは、ヒゲナデシコみたいな可憐なお花とかが似合う気がしますね。
派手で香りのあるバラっていう感じではないですよね。
-------…といって、作って頂いたのがこの作品です!
![フラワーショップ[花国]の山田剛司さん](img/umeiten/06/10.jpg)
使用したお花
・マダムビオレ(薄紫色のバラ)
・トルコキキョウ(別名:リシアンサス)(白いお花)
・アイビー
・ナルコの葉
・ナデシコ(白くて細かいお花)
もう30年以上も地元の人に愛されている山田さん。
実際に祐天寺にはお住まいじゃなくても、
山田さんの存在はしっかりと祐天寺に根付いていますね。
お客さん一人一人に必ずワンポイントアドバイスを添える姿が印象的でした。


フラワーショップ 花国

住所:〒153-0053 東京都目黒区五本木1-31-5 ピアッツァ祐天寺L-1

TEL:03-3710-4187

営業時間:9:00~21:00 定休日なし

URL:http://meguroku.com/shop/shop.php?group=14&shop=1018

こちらが昨年オープンした駅西口のお店です!

フラワーショップ 花国

住所:〒153-0052 東京都目黒区祐天寺2-13-6(東急ストア内)

TEL:03-3716-8741

営業時間:10:00~20:00 定休日なし

URL:http://meguroku.com/shop/shop.php?group=14&shop=1018

東急ストアの方のお店も合わせて、両方とも花国です!


